Polymorphism

弊社受託開発をご検討の際には、是非こちらをご覧ください!

受託開発の基本情報
basic information of development


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受託開発をご検討の際気になる「お見積もり」や「版権」、「保障」など、業務上の基本情報につきましてご紹介をいたしております。本項目の情報によりお客様が少しでも安心して弊社の受託開発をご検討いただければと思います。

「打ち合わせ前」のお見積もりにつきまして


お客様より開発に関するご相談をお受けした際、打ち合わせ前の段階(簡単なご要望をお伺いした時点)で、「だいたい、いくらくらいかかりますか?」と尋ねられることがあります。ご要望の概要から、だいたいの開発費用を想定することは可能です。しかし、弊社では基本的にこの段階での開発費用のご提示は行っておりません。
それは、「打ち合わせ前」の段階ではお客様の期待する内容と、弊社の考えている設計の内容が一致しているどうかがわからないからです。この「期待」と「設計」の内容の一致は、「打ち合わせ」を行って初めて確認できます。「期待」と「設計」の内容の一致を確認せずにお見積もりをしてしまうと、後にお見積もりの費用が大きく変わってきてしまう可能性があります。
以下の例は「期待」と「設計」の内容がずれてしまった悪い例をわかりやすく示したものです。

悪い例)
打ち合わせ前

打ち合わせ(ヒアリング・調査)実施









ポリモフィズム

ポリモフィズム

ポリモフィズム


「部品」=ブロックの
集計としてお見積もり
「部品」がブロックでは
ないことが判明
形状識別の要件も
含めて再お見積もり
お客様


図面上の「部品」を
集計したい






お客様

お客様

お客様


「部品」の
集計を期待
ブロックではない
「部品」も作図していた
当初のお見積もり
より費用が多くなり困惑











「打ち合わせ前」のお見積もりの際にも、弊社からは「『部品』=ブロックの集計としてお見積もりをいたします」と条件付きのご提示はできるのですが、ヒアリングや図面調査の段階で「『部品』=ブロック」ではないことが初めて判明するケースなどもございます。
上記例では、「打ち合わせ前」には単純なブロック集計のとしてお見積もりさせていただきましたが、実際に打ち合わせをしてみたところ、「所定の図形の集まりを部品として形状認識するしくみ」が必要であることが判明しております。判明したこのしくみは非常に高度な機能のため、実際のお見積もり費用は、当初(「打ち合わせ前」)の費用の倍以上となってしまうと思われます。
このような場合、「打ち合わせ前」にご提示したお見積もりが影響し、お客様の予算の確保などに悪影響を及ぼしてしまう結果となる可能性もございます。
このような状況を避けるため、弊社では「打ち合わせ前」の段階での開発費用のご提示は、基本的には行っておりません。
(上記例のように、お見積もり費用が大きく変わる可能性をご理解いただいた上で、どうしても「打ち合わせ前」にある程度のお見積もりが必要であれば、想定できる開発費用をご提示させていただきます。)
 


打ち合わせが重要です


受託開発のご相談をいただいた場合、必ずお打ち合わせをしてご要望を直接お伺いするようにしております。直接お会いしてお話をすることで、お客様の期待する内容と、弊社の考えている設計の内容が正しく一致し、同じ方向を向いているかを確認することができます。また、ヒアリングによる様々な状況や条件への対応や、詳細な部分の機能の仕様を確認することもできます。さらに、お客様のご要望の機能をより便利で使いやすくするためのご提案などを行うことも可能となります。
直接お会いしてお話をすることで、弊社の開発に対する姿勢や技術力を感じていただければと思います。

参考例@ 画層グループの作成 打ち合わせ内容

 


開発費算出の方法


弊社では開発費用に関する内訳を、少しでもお客様にご理解いただけるようにと考えております。そこで弊社では、開発内容や技術面での内訳がわかりにくい「人月」単位での開発費用算出ではなく、作成するシステムに必要な機能毎(内部的な機能も含みます)に開発費用の算出を行い、それぞれの機能の開発費をご提示するようにしております。

開発費用の算出方法について

参考例@ 画層グループの作成 お見積書のサンプル

 


機密情報のお取り扱いについて


受託開発をご依頼いただく場合、お客様の重要な資料を拝見させていただく場合があります。お客様にお借りする資料は、弊社にて厳重に保管及び管理をいたします。また重要な資料をデータとしてお借りする場合、データの閲覧は完全にスタンドアローンで動作する(インターネット接続のされていない)コンピュータ上で行います。
また、必要に応じて機密保持に関する契約書類に同意させていただいております。お客様の大切な重要書類やデータをお預かりする場合には、その手続きや取扱には細心の注意を払っております。
  


納品物(成果物)


受託開発に伴う成果物は開発の内容により多少異なりますが、通常は以下の内容となります。

   主な納品物
納品物
内容
実行モジュール
「.ARX」や「.EXE」などのプログラム実行ファイルです。受託開発のメインの成果物のため、必ず納品されます。
開発環境・プログラムソースコード
実行モジュールを作成するためのプログラム開発環境と、その環境内で作成されたプログラムのソースコードとなります。
弊社での受託開発は「ソースコード」提供を基本としております。ご希望により、モジュールのみのご提供にも対応いたしております。
仕様書
機能の仕様とプログラムの概要仕様を記述した「簡易仕様書」を標準で添付いたします。お客様自身でのメンテナンスや機能拡張を検討されている場合は、有償のプログラム「詳細仕様書」をお薦めいたします。
データ
プログラム実行に必要な「.INI」ファイルや「.CSV」ファイル、また、設定や部品、図枠などを含む「.DWG」ファイルなど、必要に応じてプログラムに関連するデータファイルを作成し、ご提供いたします。

 


プログラムの版権


受託開発としてお客様よりご依頼いただきましたプログラムの実行モジュール及びソースコードの著作権及び版権は特殊な場合を除き、お客様に帰属します。そのため、お客様にご提供いたしました実行モジュールのコピーや配布、販売などはお客様の自由に行っていただけます。また、ご提供させていただいたプログラム変更や機能追加なども自由に行っていただけます。ご提供させていただく成果物に関しましては、基本的に制約などはございません。
AutoCADに関する開発やカスタマイズにおきましては、通常納品物の版権は上記のようにお客様に帰属することがほとんどです。
AutoCAD LT関連のシステム開発の場合、弊社製品(拡張VBイネーブラー・LT VB-COMなど)と組み合わせた受託開発となる場合がございます。このような受託開発の場合、弊社製品を除くプログラム部分の版権はお客様へ帰属いたしますが、弊社製品部分につきましては版権が弊社に属してしまいます。そのため、配布や販売などの際には弊社製品が別途必要になる場合もございます。ご注意ください。
  


保障期間


納品させていただいた実行モジュールは、ソースコードのご提供に関わらず通常1年間の保障期間を設けてあります。1年間は既定の保障期間ですので、期間の延長などにつきましてはご相談に応じさせていただきます。
また、保障期間を過ぎた場合でも、ご提供させていただいているプログラムに不具合が生じた場合には、迅速に対応させていただきます
弊社では受託開発はサービス業であると考えております。そのため、お客様が弊社で作成したプログラムをご利用していただいている間は、責任と誠意をもって対応させていただきます。安心して末永くご利用いただければと思います。