Polymorphism

LT VB-COMの「安心」と「信頼」のわけを「しくみ」からご紹介!

しくみ
Mechanism of LT VB-COM


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LT VB-COMはAutodesk社推奨の技術を利用した正統派「開発ツール」です!その技術をご確認ください!

安心と信頼のAutodesk社推奨の「オブジェクト イネーブラー」技術の利用!!
LT VB-COM本体は、AutoCADをC++言語でカスタマイズするための開発環境「ObjectARX」による通常のアプリケーションです。しかし通常の「ObjectARX」アプリケーション(〜.arx)は、もちろんAutoCAD LTではご利用いただけません。しかし、「ObjectARX」による開発技術の中に、「独自のオブジェクト」を定義するための「カスタム オブジェクト」を定義できる技術があります。「カスタム オブジェクト」はAutoCADやAutoCAD LTが標準では実装していない「独自」の「特殊なオブジェクト」を設計できる技術です。
「カスタム オブジェクト」について

この「カスタム オブジェクト」は通常の図形オブジェクトなどと同様に、図面(DWGファイル)に保存することが可能です。この「カスタム オブジェクト」を保存した図面(DWGファイル)は、AutoCAD LTでも開くことが可能です。
しかし、AutoCAD LTの標準オブジェクトではない「カスタム オブジェクト」が図面(DWGファイル)に含まれている場合、この「カスタム オブジェクト」だけはAutoCAD LTで正しく読み込むことはできません。(「カスタム オブジェクト」は、どこかの「ObjectARX」プログラムにより作成された「独自のオブジェクト」のため、元の「ObjectARX」プログラムを利用しないと正しく読み込むことはできません。)
ここで登場するのが、「カスタ
ム オブジェクト」を正しく読
み込んで復元するための
Autodesk社推奨の技術、
「オブジェクト イネーブラー」
(以下「イネーブラー」)で
す。
「イネーブラー」は、AutoCADやAutoCAD LTの標準図面には存在しない特殊なオブジェクト(カスタムオブジェクト)が作業図面内に検出された場合に、その特殊なオブジェクトを正しく復元させるためのしくみです。
AutoCADやAutoCAD LTは、標準図面に存在しない特殊なオブジェクト(カスタムオブジェクト)を作業図面内に見つけると、その特殊なオブジェクト(カスタムオブジェクト)を正しく読み込み復元させるためのプログラムである「イネーブラー」を自動的に検索し、発見した場合にはその「イネーブラー」を自動的にロードし、特殊なオブジェクト(カスタムオブジェクト)を復元します。
「オブジェクト イネーブラー」について

LT VB-COMはこの技術を利用しているため、AutoCAD LTとのシステム上の連携を実現しているのです。これは、LT VB-COM製品として実際にご提供させていただいているLT VB-COMの実行モジュールが、「オブジェクト イネーブラー」のモジュールである拡張子「〜.dbx」と同じ「LT_VBCOM.dbx」となっていることからもご確認いただけます。

LT VB-COMは「ObjectARX」による「カスタム オブジェクト」と「オブジェクト イネーブラー」の技術で構成されております。どの技術もAutodesk社推奨の標準開発手法のため、安定した動作を実現しております。LT VB-COMの「安心」と「信頼」は確かな「技術的」から証明されております。
 

「COM」オートメーションによる「リモコン」の実装!!
LT VB-COMはこの「イネーブラー」の技術に加えて、
COM(Component Object Model)インターフェースを実装したプログラムとなっております。
COMインターフェースとは、システム内の機能をシステムの外部のアプリケーションから利用できるようにするための「リモコン」のようなものを実装する技術です。
この「リモコン」の種類にVisual Basicやマクロ(VBA=Visual Basic for Application)から簡単に利用できる「リモコン」があります。この「リモコン」を「オートメーション」と呼んでおります。

COMとオートメーションについて


LT VB-COMも、この「オートメーション」タイプの「リモコン」を実装することで、LT VB-COMの機能を外部のソフトウェアからVisual Basicやマクロ(VBA)を利用して簡単に利用できるように設計されております。
そのためVisual Basicによるプログラム開発ばかりではなく、マクロ(VBA)が標準で実装されているマイクロソフト社の「Office」関連製品(Excel、Access、Wordなど)のマクロ(VBA)からも、お手軽にLT VB-COMを利用することができるのです。